元スタッフが盗難

とある総合病院から精神安定剤などの薬が多数盗まれる事件が発生しました。
病院の処置室から精神安定剤や注射針などが多数盗まれたということです。
犯人として捕まった女性は以前この病院で看護師として勤務していたことがあったそうです。
ですから内部の事情に通じていて、侵入も犯行も容易にできてしまったのでしょう。
通用口から入って犯行に及んだそうです。

病院には24時間いつでもスタッフがいます。夜間でも夜勤のスタッフが出入りできるように鍵などを使って入れるようになっているのでしょう。鍵を持っている人なら入れるようになっていたか、暗証番号で入れるようになっていたのでしょうか。
施設によっては通用口のところに守衛さんがいて監視してくれている場合もあります。しかし、この病院の場合は元スタッフでも入ることができましたのでそういうシステムにはなっていなかったのでしょう。
犯人の女性もそういった事情を知っていて入れると思ったからこそ侵入を決意したのでしょう。

病院で薬を盗まれる事件があると病院の信用問題にも関わります。
薬など保管している場所は施錠できるようにする必要があります。だれでも勝手に持ち出せるようにせずに、きちんと管理する必要があります。
もし劇薬や麻薬などの薬が盗まれてしまった場合は病院側が管理責任を問われる可能性もあります。
盗難それ自体だけではなく二次的な被害まで考えて対策をしておく必要があります。

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