会社事務所や店舗では金庫に多額の現金を保管していることがあります。
金庫に一時的に現金を保管しておくことはできますが、営業が終わるときに銀行などの金融機関に預けるようにすることをおすすめします。
なぜなら金庫ごと現金が盗まれるという事件がよく発生するからです。
ある会社の事務所でも現金や有価証券などが約4300万円相当入った金庫が盗まれるという事件が起こりました。
現場はビルの4階の事務所でした。
3階にいた住人が雷のような大きな物音を耳にしました。そしてその事務所の人に連絡をし、社員が駆けつけた時にはすでに金庫がなくなっていたそうです。
金庫の重量は100キロはあるだろうというという業務用金庫で、車はついていませんでした。一人で4階から持ち運ぶことはまず不可能です。
夜間におきた事件で事務所には人がいませんでした。そして窓の一部の鍵も閉まっていなかったそうです。
おそらく防犯カメラなども設置されておらず、犯人の映像なども残されていないのでしょう。
金庫にこのような多額の現金が保管されていたのはきっとこの重さなら誰も盗めないだろうとたかをくくっていたからだと思われます。
しかし、そんなに高額の現金を保管している事務所ならばもっと厳重に警戒するべきでした。窓も鍵がかかっていなかったというのですから無防備で考えが甘かったのです。
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